少し涼しくなってきた台北です。
先日、「縁」の田中さんとお茶しました。
東京の高田馬場にある鷹流というラーメン屋の店主が縁さんの店に来たらしい。
台北で物件探しをしているとか。
鷹流さんはうちの店にも来たと大志が言ってた。
今年は続々と日本のラーメン屋が台北に押し寄せている。
縁さんも今年出し、春頃は山頭火、一風堂が。
10月に六厘舎の三田製麺所が阪急に入るとか。
東京の有名店ラーメン凪も来るとか。
縁の田中さんは香港でラーメン凪系列の店豚王に行ったことがあるらしく、めちゃくちゃ並んでたと言っていた。
最近、札幌の「味の時計台」も台北に出店した。
なんで日本のラーメン屋が今年たくさん来るのですかと台湾の人に聞かれたことがある。
おそらく僕が思うに東京はラーメン業界が飽和状態なんだと思う。
大阪でもそれを感じている。大阪でこれから出店するなら郊外大型店がいいだろうと思う。
日本の不景気も関係あると思う。
大阪にいる時はそれほど日本は不景気だと感じなかったが、台湾に来て比べると大阪は不景気だなあと思った。
台湾の人に言わせると台湾も景気がいいわけではないらしいが。
最近の尖閣諸島問題はますます中国での商売は遠のくだろう。
だからアジア進出への目は台湾にまず向かれるんやと思う。
僕2年ほど前から中国でラーメン屋できたらいいなあと思い始め、大連視察も行ったりした。
もともと海外旅行が好きだったから、仕事で海外行けるなんて素晴らしいことやないかと思っていた。
中国に目を向けていたけど、うちの元スタッフが台湾はどうですかと提案してくれた。彼の奥さんは台湾人で、何か協力もできるかもしれない、ということでこれも縁と思い台湾に目を向けた。
台湾の人はまだまだ日本のラーメンを食べたことがない人は多いと思う。
日本のラーメン屋が増えることは素晴らしいことやと思うがうちの店もさらに味の向上に切磋琢磨しないと取り残される。